こんにちは。
インテリアコーディネーター
+整理収納アドバイザーのユンです。
新年を迎えるための準備として、
日本では昔から
正月飾りを飾る習慣があります。
鏡餅やしめ縄、門松など、
正月飾りには
一つひとつに意味が込められており、
無病息災や家内安全、
豊作を祈る大切な風習の一部です。
しかし、
現代のインテリアに
これらの伝統的な飾りが馴染みにくいと
感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
正月飾りの基本を押さえながら、
現代的なインテリアにも
調和するおしゃれな飾り方をご紹介します。
- 伝統的な正月飾りを現代のインテリアに合うようにおしゃれに取り入れたい方
- 正月飾りの種類や意味を知りたい方
- 正月飾りの選び方や飾り方に加えて、処分や保管方法も知りたい方
1. 正月飾りの種類と意味
まずは代表的な正月飾りの種類と
その意味を押さえておきましょう。
① しめ縄
神様を迎えるための神聖な結界を表すしめ縄。
玄関や家の入口に飾ることで、
外から邪気が入るのを防ぐと言われています。
近年では
シンプルでモダンなデザインのしめ縄も多く、
リース型のものが特に人気です。
② 門松
門松は歳神様が宿る場所とされ、
家の繁栄を願う意味があります。
従来は竹と松を使ったものが主流でしたが、
最近ではミニサイズや造花タイプのものも増え、
室内のデコレーションとしても
楽しめるようになっています。
③ 鏡餅
お供え物として神棚や床の間に飾る鏡餅。
丸い形は「円満」や「繁栄」を象徴し、
上に乗せる橙(だいだい)は
「代々続く」ことを願っています。
モダンなインテリアに合わせるなら、
ガラス製や木材で作られた
デザイン性の高い鏡餅もおすすめです。
④ 干支の飾り物
その年の干支をモチーフにした置物は、
玄関やリビングのアクセントとして活躍します。
木製や陶器、布製のものなど素材も多様で、
インテリアに合わせて選ぶ楽しみがあります。
2. 現代のインテリアに馴染む正月飾りの選び方
① ミニマルデザインを取り入れる
伝統的な正月飾りのデザインを
そのまま取り入れるのも素敵ですが、
現代のインテリアに馴染ませたい場合は、
ミニマルなデザインを選ぶのがおすすめです。
シンプルな色合いのしめ縄や、
ガラス製や木製の鏡餅などが人気です。
余計な装飾がない分、
洗練された印象になります。
↓ガラス製鏡餅。手のひらサイズ。
↓木製の鏡餅。暖かみがあってどんなインテリアにも◎
② 素材や色をインテリアと統一する
正月飾りを選ぶ際、
部屋の素材感や色味に合うものを選ぶと
統一感が生まれます。
木製の飾りは
どんな部屋にも合うのでおすすめです。
我が家も新しい家で初めてのお正月を迎える前に
楽天でぽれぽれの木製干支セットを購入。
動物たちの表情も可愛く、
見てるととっても癒されるので、
買ってよかった!
とっても可愛いのでおすすめです◎
③ サイズ感に注意する
大きな正月飾りは
伝統的で迫力がありますが、
現代の住宅事情やマンション住まいでは、
ミニサイズのものが便利です。
テーブルや棚に置ける
小型の門松や鏡餅は、
スペースを取らず手軽に飾れます。
↓とっても可愛いお正月飾り
↓めでたい木製の置物セット
④ 手作りやアレンジを楽しむ
市販の正月飾りに、
自分でアレンジを加えるのも一つの方法です。
しめ縄にドライフラワーやリボンを加えると、
おしゃれな雰囲気になります。
伝統的なしめ縄ももちろん素敵ですが、
最近ではリースとして飾る方が多いようです。
3. おしゃれな正月飾りの飾り方アイデア
① 壁掛けアート風に飾る
しめ縄や干支飾りを、
壁にアートとして飾る方法です。
シンプルなフレームに収めると、
正月飾りが
インテリアの一部として自然に馴染みます。
↓タペストリーも◎
② テーブルデコレーションとして使う
ダイニングテーブルやコーヒーテーブルに
正月飾りを置くと、
新年らしい特別な空間を演出できます。
折り紙でセンスや鶴などを折って
箸置きがわりにしても◎
③ 玄関をおしゃれにデコレーション
特に目につく玄関では、
棚やシューズボックスの上に
門松やしめ縄を飾ると、
訪れる人にも
新年の雰囲気を楽しんでもらえます。
子どもと一緒に作れるスペースを
設けるのもお正月を待つのが楽しくなりそうです。
4. 正月飾りの処分と保管方法
正月飾りは
日本の暦での「正月事始め」である
12月13日以降〜
新年が明けて
松の内(一般的に1月7日)まで飾ります。
その後、
処分や保管を
どうするか迷う方もいるのではないでしょうか。
① 伝統的な処分方法
正月飾りは
神聖なものとして扱われるため、
一般的には
神社の「どんど焼き」で燃やしてもらいます。
地域によって異なりますが、
多くの神社で1月中旬に開催されています。
② ゴミとして捨てる場合
自治体のルールに従い、分別して捨てます。
紙や木でできた飾りは可燃ゴミ、
金属部分は不燃ゴミとして扱うのが一般的です。
③ 保管方法
再利用できる飾りは、
乾燥剤と一緒に箱に入れ、
湿気の少ない場所で保管します。
次の年も綺麗に飾るために、
汚れや破損がないか確認してから
片付けましょう。
5. まとめ
正月飾りは、
古くから伝わる日本の伝統文化を
感じさせてくれる素敵なアイテムです。
一方で、
和室がないお家が多くなっている今、
せっかくの飾り付けが
インテリアやライフスタイルに
馴染まないこともしばしば。
モダン要素が入った正月飾りにすることで、
現代のお家に合った
インテリアが完成します。
今年は、
伝統×モダンを楽しむ正月飾りで
新年をスタートしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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