子供が片付け習慣を身につける方法②〜実践編〜

整理収納

こんにちは。
インテリアコーディネーター+整理収納アドバイザーの
ユンです。

前回の記事
子供が片付け習慣を身につける方法①〜準備編〜
では
お子さんが片付け習慣を身につけるためには
“子供だけで片付けられること“と
“余白“の2つを意識して
スペースを作ってあげることがポイントと書きました。

今回は準備編を踏まえ、
おもちゃの片付けを5つのステップで
ご紹介していきたいと思います。

お片付け5ステップ

① 片付けたい場所にあるおもちゃを全て出す

ママ
ママ

〇〇ちゃんはどんなおもちゃを持っているかな??

おもちゃを全部出して一緒に確認しよう♪

まずは物量の把握から始めましょう。

おもちゃや作品が並べられている棚の中のモノを全てだし、
親子で確認します。

② 床にマスキングテープで表を作る

床にマスキングテープなど剥がせるテープで十字を作り、表を作ります。

左上に①「よくあそぶ」
左下に②「いまはあそんでいない」
右上に③「わすれてた」
右下に④「もういらない、こわれてる」

と4つの質問を紙に書いて図のようにそれぞれの場所におきます。

③ 表におもちゃを並べていく

1つ1つ手に取りながら親子で確認し、
先ほど記入した質問をしながら
おもちゃを並べていきます。

①の「よくあそぶ」おもちゃと
④の「もういらない、こわれている」おもちゃは
簡単に並べることができますが、

問題は②の「いまはあそんでいない」おもちゃと
③「わすれてた」おもちゃに悩まれるかと
思いますので、
下記を参考にして見てください。

いまはあそんでいないけどいずれ遊びそうなおもちゃは?

②の「いまはあそんでいない」使用頻度の低いけれども
まだ遊びたいおもちゃは空き箱の中に入れて別の部屋に置いておき、
随時取り替えて鮮度を保つのも◎

わすれてたけれど「まだ捨てたくない」と言われたおもちゃは?

③の「わすれてた」けれどまだ捨てたくないと言われたおもちゃは
また別に空き箱を作り、
1年間の猶予を設けて入れておき、
1年後にもう一度一緒に箱の中を見直します。

④ 使用用途でグループ分けをする

ご家庭によって
おもちゃを収納する棚は違うと思いますので、
収納できる棚にあったボックスの数に合わせてカテゴリーを考えていきます。

我が家には4つの深いボックスと
6つの浅いボックスがあるため、
以下のようにカテゴリー分けして収納しました。

《深いボックス》
①ぬいぐるみ(目のあるおもちゃはここ)
②積み木、パズル
③乗り物(ブリオやマックの付録にあったプラレール)
④ねねちゃんあおくん(ねねちゃんシリーズの小物やお洋服)

《浅いボックス》
⑤小さな消しゴムなどの雑貨
⑥時計やアクセサリーなど身につけるモノ
⑦アンパンマン組立てDIYセット
⑧おままごと

棚に置くときは
取り出しやすいように重いボックスは下、軽いボックスや頻繁に使用する物は上の段に置きます。

⑤ ラベリング

最後にボックスにラベリングをします。

お子さんの年齢によりますが、
まだ文字が読めない場合は中のおもちゃを写真に撮ってその写真をボックスに貼り付けます。

写真を印刷するのがめんどくさい方は簡単なアイコンのようなイラストをかいて貼るのもOK。

作品を入れるボックスには本人の名前をラベルにする

各自の作品ボックスには本人の名前を書き、
「たまに自分でいるものといらないものを
チェックしようね」
と声賭けをすると
その箱だけでも責任を持って管理してくれます。

作品ボックスは蓋付きのものがおすすめ。

収納できるスペースは有限であることを認識させ、
自分の名前が書いてあることで
責任を持って定期的に見直すことで
お片付けをする癖をつけることができます。

注意!こっそり捨てについて

本人が本当に忘れてしまっている場合や
完全に壊れている場合は
こっそり捨てもアリかと思います。

ですが、
お子さんのモノは私たち親のモノではなく
お子さんのモノ。

こっそり捨てられたモノが
とても大切だった場合はお子さんも傷付きますし、
いつまでも捨てるモノを選別する力がつきません。

スペースは有限であることや
対象物についての親の意見をしっかり伝えていき、
なるべく双方が納得して進めることが
結果的に最短でお子さんが片付けを習慣化することが

できます。

まとめ

いかがでしたか?

片付けはお子さんの将来に必ず役に立つスキルとなり、
モノに対してだけではなく、行動の選択をする上で活かすことができます。

将来なりたい自分になるには、
今何をするのが必要かを判断することが
片付けの考え方と同じだからです。

最初はイライラしてしまうことも多いかと思いますが、
一気にやらず様子を見ながら進めていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました☺︎

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