こんにちは。
インテリアコーディネーター
+整理収納アドバイザーのユンです。
「見せる収納、隠す収納」とあっても、
何をどのくらい見せて
収納すればいいか分からない!
と悩まれていませんか?
特に、
子育て中の家庭では物が多くなるだけでなく、
整理整頓にも工夫が必要です。
「見せる収納と隠す収納」
どちらも上手に活用することで
空間をおしゃれに保ちながら
使いやすさや機能性を高めることができます。
今回は、
見せる収納と隠す収納の違いや、
それぞれのメリット・デメリットを整理した上で、
子育て世帯にぴったりの収納方法を
モノ別にご提案します。
・見せる収納がうまくいかないと悩んでいる方
・スッキリ見せたくて隠す収納中心にしているが使いづらくなっている方
1.見せる収納&隠す収納の違い
見せる収納と隠す収納は、
日常生活に必要なものを
「インテリアの一部として見せるか」
または
「視界から隠してすっきりさせるか」
に分けた収納スタイルです。
子育て世帯においては、
特に使いやすさやおしゃれさのバランスが重要です。
おしゃれな空間を保ちつつ、
家族全員が使いやすい収納方法を選びましょう◎
見せる収納とは?
ディスプレイ感覚で収納する方法です。
毎日使うものやお気に入りの小物などは
見せる収納にすることで、
インテリアの一部として楽しめます。
リビングでは子どもの絵本やおもちゃも
色や配置を工夫すれば空間のアクセントに。
隠す収納とは?
生活感のあるものや見せたくないものは、
隠す収納にしまうことで
おしゃれな空間が保てます。
扉付きの棚や収納ボックス、
クローゼットなどを活用し、
生活感を抑えたすっきりとした見た目に。
見せる収納としておすすめの割合は、
収納スペースに対して
7割程度
まで。
あまりに多くのものを見せると
生活感が強く出てしまうため、
厳選するのがポイントです。
隠す収納においても
収納スペースに対して
7割程度収納すると
ものが出しやすく
使いやすくなります。
2. 見せる収納のメリット・デメリット
メリット
① インテリアの一部として楽しめる
おしゃれなバスケットやボックスを使えば、
収納がそのまま空間のアクセントになります。
お気に入りの雑貨や家族写真、
子どもの作品を飾るように収納することで、
家庭の温かみが感じられる
リビングが完成します。
② 出し入れが楽
見える場所に収納することで、
物の出し入れがスムーズに。
毎日使うおもちゃや
家族全員で使う日用品などは、
子どもも片付けやすく
家族全員で片付けに参加しやすい環境が作れます。
③ 物の所在が一目でわかる
特に子どものおもちゃや絵本などは、
子ども自身が管理できるよう、
視界に入る場所に置いておくと
使いたいときにすぐ手が届くようになります。
デメリット
① 埃がたまりやすい
物が常に見える分、
埃がつきやすく定期的な掃除が必要です。
また、
物が雑に置かれると散らかって見えるため、
整然とした配置が求められます。
② 生活感が出やすい
子どものおもちゃや
生活必需品を見せる収納にすると、
どうしても生活感が出やすくなります。
おしゃれに見せるためには、
色を揃えたり
カゴやボックスにまとめるなどの工夫が必要です。
3. 隠す収納のメリット・デメリット
メリット
① 生活感を抑えた空間が保てる
扉やボックスにしまうことで、
生活感のあるものを目隠しでき、
おしゃれなインテリアを維持しやすくなります。
② 掃除が楽
埃がつきにくく、
掃除の手間が減ります。
扉付き収納や引き出しの中にしまえば、
日常的な掃除が楽になり、
物も長持ちします。
③ 安全性が高い
小さな子どもがいる場合、
危険なものを隠す収納にしまうことで
手の届かない場所に置け、
安心して過ごせる環境が整います。
デメリット
① 物の所在が把握しにくい
見えない分、
どこに何をしまったか忘れやすくなるため、
整理整頓が重要です。
収納ボックスやラベルで分類すると
探しやすくなります。
② 子どもが片付けにくい
隠す収納は扉がついていることが多く、
子どもには片付けが難しいこともあります。
子どもが片付けやすいよう、
取り出しやすいボックスを使う
などの工夫が必要です。
子どもが自分で片付けるモノについては
なるべく1アクションで片付けられるようにしてあげましょう。
(扉を開けるだけやボックスを取り出すだけでしまえるなど)
4. 見せる収納or隠す収納?モノ別収納方法
おもちゃ・子ども用品
・見せる収納
毎日使うおもちゃは見せる収納に。
リビングや子ども部屋では、
ナチュラルなカゴや木製のボックスを使うと
おしゃれにまとまり、
インテリアに馴染みます。
子どもが自分で出し入れしやすいように
配置することで、
片付けの習慣も身につきやすくなります。
・隠す収納
使わないおもちゃや季節のものは、
クローゼットや収納ボックスに
まとめてしまいましょう。
見えない場所に収納することで、
空間がすっきりし、生活感を抑えられます。
衣類・小物
• 見せる収納
お気に入りの服やカバンなど、
見せて楽しめるものは
ハンガーラックやシェルフに。
服の色を揃えて吊るすと、
おしゃれで統一感のある見せる収納になります。
• 隠す収納
季節外の服やたくさんある小物は、
クローゼットや収納ボックスに。
扉付きの棚や引き出しに収納することで、
すっきりとした見た目を保てます。
学用品・文房具
• 見せる収納
勉強で使うものは見える場所に。
デスクの上やシェルフにまとめて置き、
色味を揃えると生活感を抑えられます。
ファイルボックスなどで整然と収納すると、
見た目もきれいに保てます。
• 隠す収納
頻度が少ない教材や作品集などは、
引き出しやクローゼットに。
見えないように収納することで、
リビングや学習スペースの
すっきりした印象が保てます。
掃除用品・衛生用品
• 見せる収納
デザイン性のある掃除道具は、
見せる収納として壁掛けにすると、
手軽に使えるだけでなく
インテリアのアクセントにもなります。
• 隠す収納
洗剤やアルコールなど、
生活感が出やすいものは隠す収納にしましょう。
特に子どもが触らないように
扉付きの収納や引き出しに入れると安心です。
書類・家計管理グッズ
• 見せる収納
よく使う家計簿や毎月の書類などは、
スタイリッシュなトレイや
ファイルボックスで整え、
リビングに近い場所に置くと便利です。
• 隠す収納
保管が必要な書類は、
ラベルを付けたファイルボックスに分類し、
クローゼットなどに収納します。
これにより、
必要なときだけ取り出せるので
普段の見た目がすっきりします。
5. まとめ
いかがでしたか?
物の種類に応じて
見せる収納と隠す収納を工夫することで、
生活感が出てしまいがちな
子育て中のお部屋でも
おしゃれさと機能性のバランスが取れるはずです。
家族全員が使いやすい収納を心がけ
インテリアの一部としても
楽しめるお部屋が作れますように。
参考になれば嬉しいです☺︎
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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